福岡空港から新千歳空港まで移動しました。新千歳空港へ行く目的は、プレミアムポイントと空港内のラーメン店巡り。その往路のレポートです。
費用とPP単価
今回のチケットも、国内線セールで購入したスーパーバリューセールのチケットです。13円を切って、意外と善戦した印象です。
フライト情報
今回の機材はB767-300、通称76Pまたは763と呼ばれるものでした。プレミアムクラスは2-1-2という独特のシート配置です。近距離国際線では76Eの通称で飛んでおり、ビジネスクラスはやはり2-1-2のシート配置となっていて、中央の1となっているシートは座って右手に収納があるという特徴があります。
福岡空港
概要
歴史を振り返ると、1945年に席田飛行場・板付飛行場・板付基地として始まり、太平洋戦争の敗戦によりアメリカによる管理もなされていたようです。また、Wikipediaによれば、多くの墜落事故などが記録されています。
現在の福岡空港としては、1972年4月1日にアメリカ空軍から大部分が返還されたところから始まっています。
国内線の羽田-福岡路線は幹線となっており、B787シリーズなどの中型機での運用が多いのも特徴の1つです。国際線は、韓国・中国・東南アジアをメインに、遠くはホノルルやヘルシンキとの直行便も運航されています(2025年8月現在)。
アクセス
博多駅から4km程度という近さが、大きな特徴です。空港からは地下鉄で2駅で、自動車で言えば福岡都市高速のランプも近く、交通の便はとても良い空港です。
その他、2025年3月からは、2本目となる滑走路が完成し運用を始めました。これにより、発着回数が年間12,000回も増加する見込みとのことです。
搭乗記
福岡空港の滞在は90分

早朝の羽田便に乗ってやってきた福岡空港ですが、乗り継ぎのために滞在時間は定刻ベースでは90分でした。
幹線である羽田~福岡を朝から搭乗!羽田の3タミに前泊は早朝便の定番
今回は、羽田から福岡へのフライトレポートです。始発でも間に合わないという、NH1075便に搭乗して福岡へ向かいました。 この記事で分かること ・費用とPP単価・羽田空港・機内の様子 費用とPP単価 国内線のチケットは、海外発券の国内線区間か、スーパーバリューセールのどちらかが殆どです。今回は後者です。 チケット情報 ・料金:9,280円・搭乗クラス:エコノミー・チケット種別:スーパーバリューセール・プレミアムポイント:567・PP単価:16.4円 フライト情報 さすがは朝の幹線。国内線仕様のB787-9で ...
土産物店で好みのステッカーを物色したりしていたら意外と時間はなく、「ラーメン滑走路」もほぼ開店前だったことから、今回はスルーしてANA SUITE LOUNGEへ向かいました。


ANA SUITE LOUNGEには、ビールは3~4種類が用意されています。ヱビスビール、プレミアムモルツは定番であり、他にも市販品のお高い種類がラインナップされています。ANAラウンジでは、一番搾りやスーパードライ、黒ラベルなどとなっており、ラウンジでもビールの使い分けをしています。さすがにクラフトビールまではありませんが、羽田のANA SUITE LOUNGEではブルックリンラガーが期間限定・在庫限りで提供されていました。
福岡で特筆すべきは、アサヒのPremium熟撰とキリンの一番搾りプレミアムがあるということです。この2つは、居酒屋でも扱っている店は少ないので、見つけたら頼んでしまう銘柄です。

折角だったので、ラウンジではグループ順は気にせず、ビールをゆっくりと楽しみました。
結果、ファイナルコールのタイミングでの搭乗となりました。
景色を楽しむフライト

今回のシートは5Aを確保していました。ダイヤモンド会員であれば、搭乗前日の18時から開放されるので、ダイヤモンドデスクへ荷電して確保できました。

シートには電源こそないものの、USB-Aのポートは1席1口が用意されており、スマホの充電には重宝しました。2時間のフライトでも、経年劣化したスマホにはバカにならないのです。


離陸は、RWY16からとなりました。玄界灘へと向かって飛び立ちます。
離陸後は、間もなく北九州空港が見えました。未訪問の空港ですが、ANAとしては就航していません。

11時に近づくと、ドリンクサービスが始まりました。いつもの同じく、オニオンスープとアップルジュースをまとめてオーダーし、いただきました。

順調に進んでいくと、あっという間に青森県を過ぎて北海道です。新千歳空港手前、苫小牧の海岸線はいつ見ても美しく感じていますが、この日は低空に薄い雲レースのカーテンのようにかかっており、より美しい光景に感じました。


そのまま機体は北上を続け、いったん新千歳空港を左手に見ながら通過します。その後、ターンして着陸、10番スポットへの接岸となりました。
最後に

福岡空港からNH289便を利用し、新千歳空港にやってきました。
福岡空港には90分程度の滞在しかしていませんが、朝からラウンジでちょっと良いビールを堪能してきました。ANAラウンジとスイートラウンジではビールにも差がついており、特に福岡空港にはアサヒ 熟撰とキリン 一番搾りプレミアムが用意されており、ビール好きにはたまらないかもしれないですね。
天候には比較的恵まれたおかげで、多少の雲はありましたが地上がよく見えるフライトでした。折角の窓側なので、景色が楽しめて満足度も上がりました。
この後は、空港内に少し滞在してから福岡空港経由で羽田空港へ戻ります。羽田空港が目的地ならばおかしなルートですが、修行とはこんなものなのです。