福岡空港からやってきた新千歳空港でしたが、滞在時間は2時間少々でした。空港内でラーメンを食べ、福岡空港へととんぼ返り。いわゆる、新千歳(札幌)タッチを実践してきました。
費用とPP単価
このチケットも、国内線セールで購入しました。スーパーバリューセールにつき、積算率は50%のチケットです。PP単価は、13円アンダーでした。
フライト情報
今機材は、往路と同様にB767-300、通称76Pまたは763と呼ばれるものでした。プレミアムクラスは2-1-2という独特のシート配置です。近距離国際線では76Eの通称で飛んでおり、ビジネスクラスはやはり2-1-2のシート配置となっていて、中央の1となっているシートは座って右手に収納があるという特徴があります。
新千歳空港
概要
北海道を代表する空港で、敷地が千歳市と苫小牧市にまたがっています。北の空の玄関口であり、羽田空港からの旅客数は他の空港と比べて群を抜いて多くなっています。それだけ需要があるということですね。
滑走路は2本で、01L/19Rと01R/19Lとなっています。航空自衛隊千歳基地が隣接していることも、特徴の一つです。
国内線と国際線は別の建物となっていて、国内線は弧を描いた造り、国際線は長方形の直線的な造りとなっています。
空港には温泉もあります。日帰り・宿泊のどちらも可能で、宿泊は予約も可能です。
アクセス
札幌市街とは40kmほどの距離がありますが、鉄道は空港直結の駅があり、札幌駅までダイレクトアクセスが可能です。
また、高速道路も空港の東側に通っており、距離はあるもののスムースな移動が可能です。
搭乗記
新千歳の滞在は2時間20分

朝に羽田空港を発ち、福岡空港経由で新千歳空港にやってきました。ここまでの行程は以下にまとめていますので、併せてどうぞ。
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旅の最大の目的はプレミアムポイントですが、ここには「北海道ラーメン道場」があり、これの制覇というのも個人的な長期目標となっています。
この道場は保安検査場の手前、いわゆるランドサイドにあり、飛行機に搭乗しなくても楽しむことができます。乗り継ぎに余裕があれば、今回の私のようにランドサイドに出て食べる、ということも可能です。
では、どの程度の時間が必要かというと、荷物を受け取ってから移動し、並んで・食べて・戻って保安検査となると、90分以上は欲しいですね。お店の行列に加えて、保安検査場の行列も覚悟しなければならないからです。


そんな中、今回は「札幌飛燕」と「らーめん そら」を味わってきました。
ランチタイムということも手伝って、道場内はけっこうな混み具合。お店は慣れたもので、合理的に回転させていました。また、キャリーケース等の荷物の捌きもお見事でした。
ちなみに、料金は後払いなのですが、店員さんに声掛けすれば先払いも可能です。オーダー後の待ち時間のうちに支払ってしまい、食後はすぐに動けるようにするわけです。
ラーメン道場、機会があれば一度お立ち寄りください。
ラウンジ~機内


2杯のラーメンを食べた後でしたが、折角なのでラウンジにも立ち寄りました。
ここ新千歳空港のANA SUITE LOUNGEには、サッポロクラシックの生ビールが用意されています。ビール好きとしては、これを飲むだけでも立ち寄る価値があるのです。

サクっとビールを飲み干し、14時前くらいにラウンジを後にしました。搭乗口は6番だったので、ラウンジからは近くて楽をさせてもらいました。
搭乗開始時刻は14:10でしたが、到着した時点でグループ2には結構な数の人が並んでいました。対照的に、グループ1はスカスカでした。
準備が早めに整ったようで、予定よりも数分早く機内へ。


シートは5K。チケットの購入時点で、事前に指定できていました。窓側が好きなので、ここが取れていると搭乗までシートに関して何も気にする必要がなくて済みます。
グループ1で乗り込んだので、撮影時に着席している人は少ないですが、270席の機材なのでこの後はどんどん席が埋まっていきました。搭乗率としては、6~7割くらいだった印象です。


5Kはバルクヘッドシートです。足元の広い、エコノミークラスの中では贅沢なシートです。
バルクヘッドシートの前には、シートではなく壁(バルクヘッド)が存在します。シートだと前後の奥行きが生まれますが、バルクヘッドの場合には壁の厚さしかないため、バルクヘッドシートの前にはスペースがあり広々と使うことができるのです。
飛行機の構造上、搭乗クラスを仕切るためにはこのバルクヘッドが生まれることが殆どです。そこで航空各社は、この足元広々のシートを自社の上級会員や有料のシートとして搭乗客に提供しています。
札幌/新千歳から福岡へ

この便ではスムースな搭乗が行われたようで、14:20には「セットスライドバー」の業務連絡が聞こえました。
席周りのチェックを終え、安全のしおりをサッと確認していると、機体のプッシュバックがスタート。福岡への旅路の始まりです。

外に目を向けると、横にはAIR DOのロコンジェット北海道が駐機していました。左にアローラロコン、右にロコンが描かれた左右非対称のB767-300で、2021年からAIR DOで活躍しています。

14:30を過ぎると、短い滞在であった新千歳空港から離陸。あっという間に高度を上げて、北の大地を後にしました。

太平洋に出て、ここからは一気に南下です。函館上空を過ぎてからは、秋田市のある日本海側へと抜けていきました。
その間、ドリンクサービスを受けつつ、満たされたお腹も相まって、まったりとした時間が過ぎていきました。
福岡空港に到着

日本海側を南下したNH290便は、順調に福岡へ向かいました。徐々に高度を下げ、博多湾や福岡タワーを見ながら北側の34滑走路へタッチダウン。2時間ちょいのフライトを終え、そのまま8番ゲートにて停止しました。このゲートは、ほぼほぼ中央にあたるので、ターンテーブルを経由する人にとっては有難いことだったでしょう。
自分は預入手荷物がないものの、乗り継ぎ時間は40分とかなり攻めた行程としていました。よって、次の羽田行きのゲートを即座に確認すると、幸運にもお隣の7番ゲートでした。
最後に

弾丸旅程の札幌往復、復路を無事に終えました。現地では、空港内で過ごして札幌ラーメンを堪能し、個人目標を2歩進めることができました。
NH270便では、札幌での飲食が効いてアンニュイな時間が流れましたが、乗り継ぎを控えた身にとっては、機内での理想的な過ごし方だったのかもしれません。
到着した福岡も、結局は経由地という慌ただしい行程ですが、これもまた修行の一つでもあります。これが楽しく思えるうちは、修行を続けることとなるのでしょうね。
次は、羽田へのフライトです。