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【2024】帰りもTHE Room!ANA NH109便で羽田へ

羽田空港に到着したNH109便

特典航空券を発券し、NH109便のビジネスクラスにて妻と共に帰国しました。その時のフライトレポートをお届けします。

この記事で分かること

・費用とPP単価
・サンフランシスコ国際空港の概要
・出発前の様子
・機内食

費用とPP単価

特典航空券なので、PP単価はありません。付与されるのは、ライフタイムマイルのみです。

チケット情報

・料金:0円(特典航空券につき。諸税を除く)
・搭乗クラス:ビジネスクラス
・プレミアムポイント:0
・PP単価:なし

ここまでの行程は、以下のレポートにまとめています。


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フライト情報

ANAのニューヨーク→羽田便は2便ありますが、そのうち昼過ぎの出発便であるNH109です。約14時間30分というロングフライトは、羽田とクアラルンプールを往復するくらいの所要時間です。

詳細

・便名:NH109
・区間:ニューヨーク ⇒ 羽田
・機材:B777-300ER
・機体番号:JA797A
・定刻:13:05~17:40(+1)

ジョン・F・ケネディ国際空港

ターミナル7の出発フロアの車寄せ

アメリカを代表する空港の1つです。ニューヨークには3つの空港があり、そのうちの1つがこのジョン・F・ケネディ国際空港です。他にも、ラガーディア空港、ニューアーク空港があり、大都市ニューヨークでの発着を支えています。

第7ターミナルのANAチェックインカウンター

ANAが使用するターミナルはターミナル7です。一方で、2026年に開業予定のターミナル6への移転が決まっており、初期から運用を開始する予定です。まず、2026年に6つの搭乗口がオープンし、最終的に完成は2028年を予定しているとのことです(2025年7月現在)。
FYI:Aviation Wire

また、同空港はスクラップ & ビルドや改修を行ってきた歴史があります。その結果、2025年7月現在、ターミナル2,3,6,9は存在していません。なお、ターミナル6のみ、前述の通りに2026年に利用再開となる見通しです。

JFK空港

住所:Queens, NY 11430 アメリカ合衆国
電話:+1 718-244-4444
公式サイト:下記参照

搭乗記

ゆとりをもって空港へ

ホテルの送迎車

ホテルを10:30発のシャトルバスを利用し、10分ほどでジョン・F・ケネディ国際空港へやってきました。

預ける荷物は無いものの、旅の記念とするペーパーチケットをいただくためにチェックインカウンターAへ。
一般のカウンターも含め、人はまばらでスムースな手続きができました。

チェックインカウンターでチケットを受け取った後は、手荷物検査と出国です。
手荷物検査では、何人たりとも靴は脱ぎ、PCやタブレット・モバイルバッテリーなどはカバンから出す必要があります
100ml以内の液体類は、定型サイズの容器(ビニール袋)に入れて封が閉まっていなければなりません。

・あらゆる液体・ジェル・エアゾール類などは、100ml以下の容器に入れる。
・そのうえで、容量1リットル(=1000ml)以内の再封可能な透明なプラスチック袋(ジップロック状)に収める。封ができることが大事。
・プラスチック袋は、1人1つまで。

ご参考までに、ANAではこちらで案内をしています。

HORIZONS T7 LOUNGEの入口

無事に出国した後は、左手のエスカレーターで1フロア上がってラウンジへ。HORIZONS T7 LOUNGEです。
向かって左がファーストラウンジ、右がビジネスラウンジです。入室条件は、以下の通りです。

<ファーストラウンジ>
・ファーストクラス利用者1名 + 同一便に搭乗の同行者1名
・ダイヤモンドメンバー1名 + 同一便に搭乗の同行者1名

<ビジネスラウンジ>
・ファーストラウンジと同条件の方々
・ビジネスクラス搭乗者1名
・AMCステータスがダイヤモンド・プラチナ・スーパーフライヤーズの方 + 同一便に搭乗の同行者1名
・スターアライアンスゴールドメンバー1名 + 同一便に搭乗の同行者1名
・プレミアムエコノミークラス利用者1名

※いずれも、ANAグループ運航便に限る

ラウンジの面積は、ファーストラウンジよりもビジネスラウンジの方が広くなっています。対象者の絶対数の割合と思われます。

室内の照明は明るすぎることがなく、落ち着いた雰囲気です。ソファエリアとフードエリア、奥にドリンクエリアが用意されています。

シャワールームがないのが玉に瑕ですが、フードとドリンクはそれなりに用意されています。

BROOKYN LAGER

ここで暫く寛いでから、搭乗口へむかいました。

搭乗

ゲート6の搭乗風景

チケット記載の搭乗開始時刻に従い、搭乗口であるゲート6へ移動しました。12:25を目安に向かうと、既に搭乗が開始されていました。

ボーディングブリッジから見た機体

搭乗はL2ドアからです。シートは13Kだったので、むしろ近くからの搭乗となりました。

THE Roomでフライトを楽しむ

シート13K

今回は特典航空券を使っており、復路もビジネスクラスを押さえていました。14時間超のフライトですが、むしろ長く楽しめるというものです。

機体は、定刻よりも早い12:50にはボーディングブリッジから離れていきました。定時運航率の高さは、こういった積み重ねですね。
広大なジョン・エフ・ケネディ空港をタキシングで進んでいるうちに、ニューヨークのビル群がはるか彼方に見えてきました。修行をしていれば、再び訪れることもあるでしょう。

13:08頃に離陸を開始し、GE90が唸りをあげて飛び立ちました。今度は、上空からニューヨークの中心地を望みます。
10分も経たないうちに、ベルト着用サインが消灯しました。機内の張りつめた雰囲気が、ガラッと変わる瞬間です。とはいえ、CAさんはここからが大忙し。ドリンクサービスやら料理の準備やらで、フライト前半の山場だと思っています。

食事はワンプレートでの提供

食事は14:30頃からでした。5列目などは、もう少し早くサーブされていたことでしょう。お腹があまり減っていなかったため、事前に相談しメインのお肉は夜にいただくことにして、それ以外をいただきました。
この日のメニューは、以下の通りです。

食事/洋食

<アペタイザー>
・鴨のスモークとアーティチョークのグリル クリーミードレッシング

<メインディッシュ>
・牛ほほ肉の煮込み ホースラディッシュ風味のマッシュポテト添え

<ブレッド>
・3種のブレッドをバターとオリーブオイルとともに

<デザート>
・ピスタチオシトラスケーキ ミックスベリーコンポート
・チーズ(シェーブル、ホワイト、ハード)
・フルーツ

アミューズとシャンパン

アミューズは「揚げ豆腐のサラダ」と「ビーフブレザオラと洋梨のクロスティーニ」。ドリンクは、シャンパン(カステルノー)をお願いしました。

鴨のスモークとアーティチョークのグリル クリーミードレッシング

続いては、メインとデザートを除いたアペタイザーやブレッドです。鴨のスモークは塩味が程よく、シャンパンがすぐになくなりました。ドレッシングの酸味も、良いアクセントでした。

ハーゲンダッツアイスクリーム

締めは、ハーゲンダッツをいただきました。飲食後のアイスはサッパリするので、いつもお願いしてしまいます。

扉を閉めた状態

食事を終えると、眠くなります。扉を閉めて、本能のまま横になります。

フルフラットにしたシート

B787シリーズのビジネススタッガードもそうですが、フルフラットは快適ですね。窓の電子シェードも暗くして、暫し横になります。

赤ワインのシャトー・スーヴェラン・メルロ

現地時間の21時前くらいに目覚めました。5~6時間は眠ったようです。
起き抜けでしたが、メインの牛ほほ肉を用意してもらいました。合わせたのは、赤ワイン/メルロのシャトー・スーヴェラン。

赤ワインとチーズの盛り合わせ

温めている間は、デザートとして用意されていたチーズの盛り合わせなどをいただきました。

牛ほほ肉の煮込み ホースラディッシュ風味のマッシュポテト添え

そして、メインの「牛ほほ肉の煮込み ホースラディッシュ風味のマッシュポテト添え」です。牛ほほ肉ですので、言うまでもなく柔らかくホロホロとした食感で、ナイフとフォークの動きも滑らかに、モリモリといただきました。端的に表現するならば、当たりですね。

ハーゲンダッツ、ピスタチオシトラスケーキ ミックスベリーコンポート、白ワイン

お肉の後は、デザートです。アイスクリームはハーゲンダッツであり、お代わりとなりました。
「ピスタチオシトラスケーキ ミックスベリーコンポート」というケーキもいただきました。ミックスベリー無しでも十分に美味しかったです。
ドリンクは、ヘス ・セレクト・ モントレー・カウンティ・シャルドネ 2020をいただきました。とても飲みやすく、「逆にリスキーだな」と思いながら楽しみました。

最後は、到着の2時間前を切った頃にカレーをお願いしました。「果実とスパイス香る ヴィーガンカレー」は、機材に搭載されているかを毎回確認し、あればオーダーするほど好きなメニューです。

そして、締めには再びアイスクリーム=ハーゲンダッツをいただきました。間違いないヤツです。合わせて、お勧めされたコーヒーをゆっくりと味わいました。

羽田空港へ到着

ボーディングブリッジから見る106番ゲートの表示

長いフライトも、ついに終了です。小雨の降る中、日本時間の17:03にタッチダウンし、そのまま第3ターミナルの106ゲートに着岸しました。
南寄りのゲートであるため、降機後は少し歩くことになります。とはいえ長時間フライトの後なので、むしろ少し歩いた方が健康的であると捉えました。22時過ぎに到着するクアラルンプールからのNH886便あたりだと、接続先の終電に間に合うかどうかでヒヤヒヤしますが、その時間帯でなければ遠くてもあまり気にはしていません。

最後に

到着ロビー直前のWelcome to our Tokyoの掲示物

ニューヨーク、ジョン・エフ・ケネディ空港からのフライトレポートをお伝えしました。

ビジネスクラスの特典航空券により、往路同様にTHE Roomでの帰国でした。
ほぼ個室であり、他人の目を気にしないでいられるということと、フルフラットシートで快適に休めることは大きなメリットです。
長時間フライトであることから、逆にTHE Roomを長く利用できるというのもフライト好きにはたまらない喜びでありました。

THE Roomも含め、妻も大満足のニューヨーク旅行となりました。
修行の見返りでもありませんが、このような機会を今後も増やしていきたいですね。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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