知床旅行の締めは、NH378便のエコノミークラスを利用しての帰京でした。着陸態勢の都内上空は晴れており、久しぶりに都内の空中散歩もできました。そのフライトレポートをお伝えします。
費用とPP単価
往路と同様に、このチケットは国内線セール時に購入のスーパーバリューセールのチケットです。よって、PP単価は目を瞑らざるをえないでしょう。
フライト情報
復路も機材は往路と同じB737-800でした。機材は、2018年9月登録のB737-800/JA88ANでした。
根室中標津空港
日本最東端に位置する空港で、木造建築(一部には鉄筋が混合している)の空港です。
歴史としては、戦前に設立された空港であり、1944年に旧日本海軍の飛行場として開港しました。その後、滑走路の延長や事故などを経て、現在では世界自然遺産の知床や根室などの玄関口として機能しています。
住所:北海道標津郡中標津町北中16-9
電話:0153-73-5601
ダイレクトアクセスとなると、車かバスとなります。鉄道となると、直線距離では、釧網本線の川湯温泉駅か緑駅となりそうであり、仮に緑駅へ行くにしても車で約54km、小1時間という距離感です。
なお、上記の空港公式サイトのアクセス内に、バスの時刻表がまとめられています。
搭乗記
サクッと搭乗

コンパクトな中標津空港では、あまり時間をかけずに搭乗しました。
機材はB737-800であり、地方路線で活躍している166席仕様です。

シートは、前日18時過ぎにダイヤモンドデスクへ荷電して、バルクヘッドの5Aと5Bを確保しました。5Cにも搭乗客がいたことから、同様に確保したか当日のカウンター勝負のどちらかではないかと思われます。自動アサインも無きにしも非ずではありますが。

14:40を過ぎると、スタンバイ アット ザ ドアとセット スライド バーのアナウンスが流れました。
いつも聞いていてきにしているのは、日本語発音するCAさんと英語発音するCAさんがいるということ。あくまでも感覚値ですが、前者の方が多い印象です。また、国際線だと後者(英語発音)の方である確率が上がるような気がしています。
羽田空港や新千歳空港などと違って、他の機材の到着・出発待ちなどがほぼないことから、トーイングカーが始動してからの一連の流れはとてもスムースでした。
離陸〜到着

離陸後は、北の大地を暫く見納めということで撮影します。2月とはいえ、晴天続きだったのか雪は少なめに感じました。
様々な表情を見せる北海道は、何度来ても飽きがこないですね。


安定飛行に入る前に目を右にやると、プレミアムクラスが見えました。席は埋まっているようでした。国際線に慣れていると、北海道ならば短距離に感じてしまいます。よって、よりプレミアムポイントを稼ぐような時でなければ、エコノミーを選択しています。
ベルト着用サインが消えると、プレミアムクラスとの境にカーテンが閉まります。続いてドリンクサービスへと移行しました。いつも通りのリンゴジュースとオニオンスープをお願いしました。
機体は、太平洋沿いを南下し、茨城県を経由して埼玉県に入りました。

雲の少なかったこの日は、高度を下げた後も地上がよく見えました。
埼玉県に入ると、東北道と首都高の交わる川口ジャンクションや荒川などがよく見えました。


ちょうど夕方の時間帯だったことと、南風運用に該当していたことから、新宿~渋谷~品川と山手線の内回りの上空をなぞるように飛行しました。


おかげで、新宿のドコモタワー~新宿御苑、新国立競技場、東京タワー、東京スカイツリー、JR東海 大井車両基地などを空から見ることができ、実質、東京見物となりました。

上空からの景色を楽しんだ後は、16:37にA滑走路北側からタッチダウンし、そのまま沖止めとなりました。

降機はタラップではなく、C滑走路のそばにあるボーディングブリッジの機能がついた建物(乗降場所)でした。小型機に乗るとたまにここへ着くのですが、幾つかしかないので利用する機会はやはり稀となりそうです。
最後に

中標津空港から羽田空港までのフライトでした。
地方空港のコンパクトさと、木の温もりを感じる中標津空港ではあまり滞在せず、サクッと搭乗しました。
機内にいる時間は2時間程度だったので、ドリンクサービスと外の景色を楽しんでいました。機内から東京見物ができたのは、時間帯と風向きのおかげです。夕方の時間帯は航空各社が羽田に戻ってくるので、新宿・渋谷辺りから空を見上げるとどんどん飛んでくる日があります。この日は、その日となりました
北海道は、何回行っても飽きないですね。国内線セールは、感覚値ですが1~2か月に1度くらいの頻度で開催されていますので、セールを狙って自然や美味しい飲食物を楽しんできてみてはいかがでしょうか。また遠くないタイミングで、旅行したいと思います。