金曜日の夜に羽田空港を出て、クアラルンプールへ行ってきました。今期3回目の復路も、プレミアムエコノミーでの予約でした。羽田空港ではなかなかホットな出来事があり、刺激的な日となりました。そのあたりを詳しくレポートしていきます。
この記事で分かること
・費用とPP単価
・当日アップグレードまでの経緯
・金曜夜のANA SUITE LOUNGEの様子
・ビジネスクラスのシートや食事
費用とPP単価
2023年のうち、クアラルンプール発券で一番安かった発券でした。持ち出しを考えると、このあたりが精いっぱいのラインだったりします。この行程なら、14~15万円くらいまで下がってほしいのですが・・・。
チケット情報
・料金:189,775円
・搭乗クラス:ビジネスクラス
・チケットクラス:I(プレミアムエコノミー/Eクラスからのアップグレード)
・プレミアムポイント:5,417
・PP単価:12.27円(PP2倍キャンペーン=7.21円)
フライト情報
約1ヶ月前にも搭乗したNH885便ですが、機体は別です。この日は遅延スタートも、到着はしっかり巻き返して早着となりました。
詳細
・便名:NH885
・区間:羽田 ⇒ クアラルンプール
・機材:B789
・機体番号:JA805A
・定刻:23:30~6:00
搭乗記
チェックインカウンターでの勝負
このクアラルンプール発券は、プレミアムエコノミーEクラスでした。ビジネスクラスへのアップグレードは未確定のまま時間が過ぎていたので、日々空席確認をしていましたが、そのまま搭乗日を迎えることとなりました。
搭乗当日も、アプリで空席チェックは継続していたので、ビジネスクラスが発売されていたことは確認していました。よって、仕事はそこそこに済ませ、定時を過ぎたら早め退勤し、羽田空港のチェックインカウンターへ急ぎました。当日アップグレードを狙うためです。
オンラインチェックインは済ませてありましたが、チェックインカウンターへ向かい、パスポートを渡しました。特にアップグレードの案内はなかったので、こちらからアップグレードについて尋ねました。すると、端末を確認して可能であるとの回答が返ってきました!
あとは、支払いをアップグレードポイントかマイルのどちらにするか?を決めるだけです。この時点で、アップグレードポイントは10を所有していました。そこで、この予約以降にサンフランシスコ ⇒ 羽田の空席待ちをしていることから、アップグレードポイントはサンフランシスコ便で使うこととし、今回はマイルでの支払いとしました。
搭乗区間 | アップグレードポイント | マイル数(片道) |
羽田 ⇒ クアラルンプール | 8 | 18,000 |
サンフランシスコ ⇒ 羽田 | 10 | 25,000 |
結果として、6Hにて座席を確保できました!
その後は、Face Expressを使って保安検査場へのルートをワープし、順次出国しました。
ラウンジで身支度を整えてから搭乗
出国後は、ラウンジへ直行しました。
私の場合はまずシャワーなのですが、受付で確認するとたまたま空いていました。6〜7人待ちとかは当たり前なので、もう即決です。そのままカードキーを受け取り、利用しました。
あとは搭乗まで、ゆっくりと寛ぐだけです。
この日は、全体的に空いていました。ソファ席やテーブル席などもありますが、選び放題だったので扉を閉められるPCブースを利用しました。
ラウンジ内には、軽食はもとより、オーダーメイドでお寿司やカレー、麺類なども揃っています。ドリンクもソフトドリンク、コーヒー・紅茶、ビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、日本酒など、たいていのご要望には沿うことができるでしょう。
今回は深夜便なので機内での夕食はなく、搭乗後はセルフオーダーの軽食となるため、アテを楽しみつつ夕食もいただきました。
身を清め、お腹も満たしたうえで、23時を過ぎてから114番ゲートへと向かいました。
搭乗開始予定は23:20でしたが、実際には5分ほど遅延となりました。搭乗客は早く搭乗して眠りたいのか、前のめりな人が多かったことが印象的でした。
座席は6H
今夜のシートアサインは6Hでした。右側の島の通路側です。アップグレード組なので、お味噌でもあるので十分です。普段は選択しないと思うので、よい経験であると理解しました。
羽田空港なので、L1ドアから搭乗しました。搭乗直後の機内はガランとしていますが、後にほぼ埋まっていたようでした。
6Hは、窓側の島の通路側です。搭乗客が落ち着くまで、私は落ち着かない時間が流れていました。
モニター横は荷物を置けますが、離着陸時はNGです。深夜便だと出番はあまりないかもしれませんが、朝や昼間の便、長距離なんかだと役立つシーンもありそうです。
こちらはオットマン、下段は荷物・靴置き場です。上部の取っ手は、引き出し式のテーブルです。
そのテーブルをだ出してみると、こんな感じの縦長です。引き出した後には、左右に開くことができて、ワイド化も可能です。個人的には、横からターンさせながらスライドさせるよりも、こちらのタイプの方が好きだったりします。
モニターの左下には、ユニバーサルタイプの電源ポート・iPod端子・USB-Aポートが用意されています。複数あるのは助かりますね。
シートサイドには、シートコントローラーとモニターコントローラーがあります。
シートは、長押し+押しっ放しで角度や位置を調整します。戻す時は、長押しした後にボタンから指を離しても自動で元に戻ります。
モニターはタッチパネル式でもあるので、お好きな方で操作することができます。
シートは、フルフラットにするとこうなります。もう、ご存じの方も多いですよね。これに、シートに用意されているマットを敷いて利用します。長さは150㎝くらいであり、私の場合はひざ下以降はこれがなくなるのですが、大して気になりません。あくまでも、個人的な感想ではありますが。
シートから左に顔を出すと、こんな風景です。左前の明るいところはギャレーです。
アメニティは、日本らしさのある和柄の巾着袋にまとめられています。中身はマスク・耳栓・アイマスク・歯ブラシです。降機後にリユースもできるので、私は職場で小物入れにしています。
離陸
今回は、C滑走路の16Lからの離陸でした。離陸後は、10分も経たずにベルト着用サインが消えました。飛行条件に加え、早く寝れるようにという気遣いかましれません。
私は、午前2時頃までタブレットで映画を楽しみ、その後に仮眠をとりました。
早朝の食事
仮眠と書いたくらいなので、本当に数時間で起床です。お願いもしておいたので、予定通りのアクションです。
到着時間が早朝なので、朝食はもっと早朝です。寝起きながら、和食とシャンパンをお願いしました。
前菜
蟹 湯葉 豆苗 梅肉餡掛け
カンパチ小袖寿司
鶏八幡巻き
ブロッコリー 松の実味噌主菜
鱸のオイル焼き バター醤油あん
俵御飯味噌汁、香の物
フルーツ
出典:ANA公式サイト
食後は、コーヒーを勧められました。眠る自信はあったので、そのままいただきました。併せて、口内をサッパリしたかったので、アイスクリーム『ハーゲンダッツ・バニラ』をいただきました。
到着後はメインターミナルへ移動
シップは、5:47頃(現地時間)に14Lへタッチダウン。そのままC24番ゲートに到着しました。
以前ならば、エアロトレインでの移動でしたが、今はバスがピストン輸送をしています。これに乗り換え、入国審査のためにサテライトターミナルからメインターミナルへと移動しました。
入国手続きは程なく終わり、早朝のクアラルンプールに到着しました。
最後に
今回は、19:30頃にチェックインカウンターへ訪問したところ、アップグレードに成功しました。
ビジネスクラスの空席状況は、予約画面から発売していることを確認していたので、あとは発売終了の6時間前ギリギリから推測して空きはあると読んでいたので、仕事を片付けてできるだけ早く行くことで成功させることができました。
本当は、アップグレードが落ちてきてくれると良いのですが、そうならないときまたこのようにあるわけで、ダイヤモンドといえど楽観はできません。
このスリルも、楽しめるように達観する意味でも、修行は続きそうです。