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【コモド島旅行#4】コモド空港からBatikAirでジャカルタへ

駐機するBatik Air ID6523便のA320

再びBatikAirを利用し、ラブハンバジョのコモド空港からジャカルタへ国内線で移動しました。今回は、コンパクトなコモド空港のご紹介と、ジャカルタまでのフライトレポートをお送りします。

この記事で分かること

・費用とPP単価
・コモド空港
・BatikAirとは
・機内の様子

費用とPP単価

往路の通り、このチケットはGoogleフライトで調べてBatik Airの公式サイトから購入しました。Batik Airは航空連合に未加入につき、マイル等の加算はありませんでした。

チケット情報

・料金(往復):IDR 2,807,360(約26,900円)
・搭乗クラス:エコノミー
・チケットクラス:B

コモド空港とは

アクセス

インドネシアのフローレス島にある国内線の空港です。Wikipediaによれば、ムティアラII世空港とも呼ばれているそうです。

就航している航空会社は、以下の6社です。

  • ガルーダ・インドネシア航空
  • シティリンク
  • ウイングス・エア
  • バティック・エア
  • インドネシア・エアアジア
  • スーパー・エア・ジェット
  • ジャカルタ
  • デンパサール
  • スラバヤ
  • クパン
  • マウメレ
  • エンデ
  • パジャワ

住所:Labuan Bajo, Komodo, West Manggarai Regency, East Nusa Tenggara, インドネシア
Instagram:https://www.instagram.com/bandarakomodo

フローレス島には3つの空港があり、そのうちの1つです。他にマウメレ、エンデにもあります。
移動手段は、車(タクシー含む)かバイクが主となります。

Batik Airとは

駐機中のBatik AirのA320

インドネシアの航空会社で、LCCではなくFSC(フルサービスキャリア)です。
グループ会社は同国のLCCであるライオン・エアですが、ワンランク上のサービスをと全座席に個人用モニターを設置、機内食の無料提供などで差別化をしています。
垂直尾翼には、バティックらしい柄が描かれています。
なお、バティック・エア・マレーシアという航空会社もあり、こちらはマレーシアのLCCです。バティック・エアと共に、ライオン・エア・グループの傘下となっています。

搭乗記

空港周辺

コモド空港正面

空港までは、ホテルに送迎をしてもらいました。有料のサービスです。
ホテルについては、以下にまとめてました。

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空港に着くと、すぐに青いシャツを着たスタッフが近づいてきます。空港スタッフなのですが、荷物の積み下ろしや移動の担当のようです。

ポーター的な役割のエアポートスタッフ(青いシャツ)

お願いすると、少なからずチップが必要となります。日本人からすると、欧米でもないのでちょっと戸惑うかもしれませんが、「No thank you」と断れば問題ありません。実際に私も、荷物が少なかったこともあってお断りしました。

駐機中のプライベートジェット

空港の建物に入らず、少し横に歩いていくと、金網越しに駐機場を見渡せます。今回はたまたま、どこぞのプライベートジェットが駐機していました。

空港1階

コモドドラゴンのコンバットダンスの壁画

建物内に入る所には警官がいて、不審者対策のようで目を光らせています。怪しい恰好・荷物など、いわゆる挙動不審でなければ、特に声を掛けられることもないので、目が合った時には笑顔で通過すれば問題ありません。

また、コモド空港というほどであり、オス同士のコンバットダンス(繁殖におけるメスをめぐる戦い)の壁画が飾ってあります。合わせて、館内はエアコンがよく効いています。

チェックインカウンターは1階にあります。航空会社ごとにモニターで指定されていますので、迷うことはないでしょう。
また、Batik Airはモバイルアプリも提供していて、アプリでオンラインチェックインもできるのですが、私は荷物を預けるためにカウンターでチケットを発券してもらいました。

しかし、後に気付くのですが、発券時にトラブルが発生していました。予約段階ではバルクヘッドの4列目を指定しておいたのですが、実際には6列目にアサインされていました。カウンターで確認をしておくべきだったと、反省した事案でした。。。

Batik Air
Batik Air
開発元:PT. KABIN KITA TOP
無料
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荷物を預けた後は、通常の空港の流れと同様にセキュリティチェックを受けた後に2階の出発ロビーへと移動します。

空港2階

パスポートチェックへの導線

2階へ上がると、出発ロビーの手前にパスポートチェックがあります。上の写真のようにガラガラでもジグザグに進まなければなりません。

パスポートチェックの後は、広々とした出発ロビーがあります。その導線には多くのお土産屋が軒を連ねており、Tシャツやキャップなどの衣類、民芸品や本、飲食店など様々です。

テイクアウト向けのお店もあれば、露店のように構えているお店もあります。

英字の本が並ぶ書店もあります。簡易ドリップ式コーヒーやキーホルダーなども売っており、ザ・お土産はこのフロアで購入できます。但し、空港価格のようであることも付記しておきます。

休憩のできるカフェや飲食店もあります。空港利用時は、そもそも人が少なかったことでお店のほとんどは客は少ない状態でした。

JAN ORA LOUNGEというインドネシア料理店

上の写真はラウンジだと思っていたのですが、実はインドネシア料理店だそうです。LOUNGEと書かれているものの、「随分とオープンなラウンジだなぁ」と思っていたら、違っていました。つまりは未訪問です。

エレベーター及びラウンジへの案内表示

しかし、こことは別に1か所だけラウンジがあるそうです。Drikari Loungeというそうで、案内に従って進んだものの、工事中のような様子であったことから訪問はできませんでした。

搭乗

3番搭乗口側から見た出発エリア

搭乗口は1~3まで用意されています。私のフライトは3でしたが、搭乗開始までは売店エリアの先のオープンスペースで待機していました。

3番ゲートに集う乗客たち

搭乗口は3番で、同線としては一番奥の搭乗口でした。私は早めのチェックインだったのでお客は少なかったのですが、搭乗開始時刻が近づいてきたらいつの間にか人が増えてました。15:25頃から搭乗が開始され、皆さんチケットを用意して搭乗していきました。

搭乗は、ボーディングブリッジを使いました。当地でASEANが行われたことから、空港を整備してPBBもエアコン付きにしたにではないでしょうか。
乗り込むと、前方のビジネスクラス(2*2配列)を横目に通過し、3*3配列のエコノミークラスに辿り着きます。そして、このタイミングで前述のトラブル、シートがバルクヘッド席の4Eではなく6Eということに気付きました。たまたま、隣の6Dが空席だったのでまだマシではありましたが。。。

シート6E全景

レザー調のシートはエコノミークラスのそれでしたが、著しく狭いこともありませんでした。シートピッチは未計測ですが、76~80cm程度のFSCであれば標準的なサイズ感でした。国内線だからなのか、個人モニターはありませんでした。

乗り込むと、エンジンのほぼ真横の席でした。窓からはエンジンと作業中の地上スタッフの姿が見えました。
また、空港の外から見えたプライベートジェットの姿もあり、ガッツリとパイロンを置かれての駐機で暫くは動かないような様子でした。

離陸後

離陸直後の外の風景。フローレス島とエンジン及び右ウイング

離陸は、16:07頃にランウェイ35から北側にある海へ向かってのテイクオフでした。機体が小さめなので、離陸も早いですね。

フライトインフォメーション

・便名:ID6523
・機材:A320
・機体番号:PK-LUG
・区間:ラブハンバジョ → ジャカルタ
・定刻:15:45~17:00
・滑走路:RWY35

テーブルの裏面には、Batik Airのアプリが紹介されていました。QRコードは無かったのですが、シートポケットに非常時の案内と一緒に物理的な案内が用意されていました。

パンとケーキ、ミネラルウォーター

安定飛行に入って暫くすると、軽食のサービスがありました。往路でいただけたので想定通りではありますが、シートモニターよりも実のある軽食が提供される方が、個人的にはポイントは高いですね。

着陸

スカルノハッタ国際空港に到着直前の機体と夕陽

シップは、ジャカルタ時間の16:45頃から降下を開始しました。着陸は、いったんジャカルタ湾を越えて一度スカルノ・ハッタ国際空港を左手に見ながら同空港の東南側へ回り込み、17:11頃に滑走路07Lへ滑り込みました。

さすがに本拠地であることから、同社の機体が多く見られました。
また、駐機直前には、夕陽とバティック模様が相まって、機内からでしたが黄昏の雰囲気を味わえました。

手荷物受取場所(ターンテーブル)への案内表示

同機はD52番ゲートに接岸し、国内線ターミナルへ到着しました。
今回の旅行では、日本⇔ジャカルタのチケットは別切り(会社ごとにチケットを購入する方法)であるため、Batik Airから荷物を受け取る必要がありました。よって、この後はターンテーブル経由での移動となりました。

最後に

便別のターンテーブル案内表示

Batik Airにて、コモド空港(ラブハンバジョ)からスカルノ・ハッタ国際空港へと移動しました。

コモド空港はコンパクトな空港ですが、新しくきれいな空港でした。
これは、ジョコ・ウィドド大統領(2024年4月現在)による観光地施策の一つで、コモド空港に大型機材の運用を可能にするための整備によるものだそうです。
このアピールもあって、2023年にラブハンバジョで第42回ASEAN首脳会議が開かれたようですが、あまり急激な観光地化は美しい自然や生態系を壊しかねないので程ほどが良いのでは?と個人的には感じています。それだけ良いところである、ということです。

話は締めからそれましたが、ラブハンバジョは小さな港町で、ゆったりとした時間が流れている場所でした。日本人も少ないことも、ポイントの一つでしょう。
そんなフローレス島に別れを告げたフライトでした。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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