バンコクから成田へ戻る際に、EVA航空のビジネスクラスを利用しました。実は、今回のフライトがEVA航空デビューであり、とても楽しみな台北経由のフライトでした。5スターエアラインのビジネスクラス、さすがの素晴らしさでした。
この記事で分かること
EVA航空とは
スワンナプーム国際空港の様子
BR212便、ロイヤルローレルクラスの様子
EVA航空とは
台湾の航空会社で、親会社は大手海運事業を手掛ける長栄海運です。トラックに”EVER GREEN”と書かれたコンテナが積まれているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本の空港には、成田国際空港、東京国際空港、関西国際空港、中部国際空港、新千歳空港、旭川空港、函館空港、青森空港、仙台空港、小松空港、松山空港、福岡空港、那覇空港の12都市、13空港へ乗入れています。
航空連合は、ANAと同じくスターアライアンスに加盟しています。
また、サンリオ社と業務提携をしており、ハローキティジェット・ぐでたまジェット(過去)・バッドばつ丸 トラベルファンジェットなどを一部の機体への塗装、機内の備品へのプリントなどの徹底したキャラクタージェットとして人気を博し、他の機体及び航空会社との差別化を図っています。
スワンナプーム国際空港からの出発
このバンコクには、前日のうちに入国しました。電車で移動し、バンコクの中心部にある、IHG系列のホテルに泊まりました。今回は昼の便であったため、9時台にはチェックアウトしてスワンナプーム国際空港へと再び電車で移動しました。
なお、この旅のスタートは成田から始まっています。そのお話(成田⇒チャンギ)はこちらです。
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これまでは、スワンナプーム国際空港への移動にはGRABやタクシーで移動することが多かったのですが、今回は多少の時間があったのでスキルアップのために電車を利用しました。結果的に、非常にお安く移動ができました。
出発フロアには多くの人がおり、各社のチェックインカウンターには長蛇の列が散見されました。
そんな中、今回はビジネスクラスの搭乗なので、専用のカウンターで受け付けてもらい待ち時間はありませんでした。
その際、新型コロナの予防接種回数の提示を求められましたが、接種証明書アプリでスムースに対処できました。
旅行時には、このアプリに加えて念のために印刷した紙媒体での証明書も持参しています。アプリは便利ですが、充電やネットワークなどの問題が発生した場合にはアウトなので、印刷した用紙も用意しておくと安心です。いわゆる、プランBですね。
搭乗記
EVA AIR Lounge
無事に出国を済ませ、EVA航空のラウンジに立ち寄り一息つきます。スワンナプーム国際空港には数多のラウンジがありますが、個人的にはここかシンガポール航空のシルバークリスラウンジのどちらかを選ぶことが殆どです。搭乗口により使い分けています。
両ラウンジとも生ビールサーバーがあって、とても気に入っています。
搭乗
搭乗開始時刻が近づいたので、ラウンジを出ます。この日はG4搭乗口であり、多少の距離がありました。スワンナプーム国際空港らしさを感じる瞬間です。G4へ到着すると、既に搭乗を開始しており、その列に並び順次搭乗しました。
フライトインフォメーション
機材:B777-300ER
レジ番号:B-16727
出発:12:10→12:30
タキシング開始:12:39
離陸:12:56
到着:16:45→16:52
PBBを渡り、Priorityの表示に従い進みます。ちょっと特別な感じがして、いつ歩いても気分が良いですね。壁面は窓枠無しのタイプでした。
シート周り
機内は、エコノミーほどではありませんがオーバーヘッドストレージへ荷物を収納する乗客やCAなどでワサワサしていました。
今回の座席は3Kとしました。窓側、前方という条件はいつものことです。ヘリンボーン式のシートであり、通路に対して斜めに配置されています。足元が広く、フルフラットとなるシートです。
着席して右側に窓があり、モニターのリモコン、電源、USB-A、読書灯、小物入れがあります。小物入れの内部は、ペットボトルを置けるよくぼみが用意されています。今回は搭乗時間が短く、特に使うことはありませんでした。
また、その下方にはシートコントローラーがあります。視覚的に分かりやすく、使い勝手は良かったです。
シート左側の下方には、スリッパや各種取扱説明書が用意されていました。スリッパは使いませんでしたが、これは使う人と使わない人に分かれるといつも思っています。中長距離のフライトであれば、私も使うのではないかと思います。
その取扱説明書類は、安全のしおりと機上ショッピングの案内でした。
モニターは壁面に埋め込まれています。写真も左下にあるステンレス製のボタンを押すと、手前側へ出てくる作りとなっています。
右側身には、ワイングラスなどを置けるくぼみがあります。浅いので少し不安はありましたが、大きな揺れがなかったこともあって問題なく使えました。
ウェルカムドリンクはシャンパンにしました。くぼみとグラスの様子は、こんな感じです。
シートテーブルは、窓側に収納されているので手前に引いて取り出します。写真は、折り畳まれた状態で出てきたテーブルを、更に手前に開いて100%の状態です。食事の際は、ここにてテーブルクロスを引いていただきます。
足元のスペースです。ここは置く方向に深くなっていて、シート自体が斜めに配置されているため先端が尖っています。右手には収納がありますが、使うことはありませんでした。
窓際には、このようなパンチング加工されたものがあります。ただの”モノ”ではなく、美しさを感じますね。
中央部を見ると、こんな感じです。窓側はプライベート感は高く、中央は向き合っているためペアが望ましいですね。1人客同士だと、シートモニターを使ったときは互いに見えてしまいますからね。
お手洗い
トイレには、ドイツのフレグランスブランドである『4711』の「 ACQUA COLONIA」シリーズの製品(石鹸、アロマミスト、ボディローション)と、PAYOTの消毒液も用意されていました。
造花でしたが、お花が生けてありました。タイ国際航空では定番ですが、EVA航空でもこういった気遣いがあるとは知りませんでした。よく考えれば、こういった細かい気遣いの積み重ねが5スターエアラインの所以なのかもしれませんね。
食事
機上のお楽しみ、食事です。オードブルからスタートし、順次パンもいただきました。
ガーリックトーストがあると、ほぼ100%の確率でいただいています。バターもあり、先に素でいただき後半にバターのコクを味わいながらいただきました。
ドリンクはシャンパンをいただきました。フランスのCASTELNAUという銘柄で、私の口に合っていたのかスイスイ飲めてしまうリスキーなドリンクでした。
メインはチキンステーキにしました。事前に予約しておいたものです。ソースは辛めで、お肉とライスとの相性は抜群であり、お酒も進みました。
食後にはフルーツとデザート、コーヒーをいただきました。普段はこんなシャレオツなものはいただかないだけに、ちょっと緊張しましたね。
身も心も満たされ、あとは寝るだけです。と言っても短時間ですが、折角のフルフラットを味わいます。食後ということもあり、意識はすぐに飛びました。
台北到着
シップは、スタート時の遅延を多少取り戻し、15:52に台湾桃園国際空港へ到着しました。ちょうどバンコク~東京の中間地点くらいであり、石垣島が比較的近いと言えばイメージが湧きやすいかもしれませんね。
最後に
本文では触れませんでしたが、CAさんのホスピタリティも素晴らしかったです。サービスのタイミングはトレーニングで向上しますが、人あたりは一朝一夕では難しく、そもそもの採用の時だったり社風であったり、長い時間を経ての賜物だと思っています。5スターエアラインに選ばれる理由が、こういったところにも表れているのではないかと感じました。
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