深夜便であるNH885便で、クアラルンプールへ行ってきました。クアラルンプール発券の最終行程であり、事前にビジネスクラスへのアップグレードを確定させていました。ラウンジ経由で搭乗、出発しましたが、機上であることに気付き青ざめてしまいました。
この記事で分かること
費用とPP単価
手荷物検査場がかなり混雑していたこと
ANA SUITE LOUNGEの様子
NH885便 ビジネスクラスの様子
チェックインは事前に済ませる大切さ
費用とPP単価
こうやって数字で見ると、新型コロナウイルスが憎いですね。ここから5~6万円は安かったのですから。
チケット情報
料金:216,422円(KUL-HND-ISG-HND-KUL)
搭乗クラス:プレミアムエコノミー ⇒ ビジネスクラス(アップグレードポイントによるアップグレード)
チケットクラス:E
プレミアムポイント:5,417
PP単価:13.76円
この日の羽田空港
チェックイン手続き
出発フロアに着くと、右前にANAのEカウンターが見えます。その中から空いていたファーストクラス/ダイヤモンド会員のカウンターでチェックインしました。
今回はクアラルンプール発券の復路なので、復路のチケットのみを受け取ります。1時間ほどでタッチしてくるだけなのて、クアラルンプールからの往路チケットも欲しいところですが、それは叶いませんでした。以前は、『24時間以内の出発ですか?』と聞かれて『そうです』と答えると東京へのチケットもくれたのですが、個人の裁量や配慮があったとか、運用変更や厳格化なのかもしれませんね。
手荷物検査場が激混み
預ける荷物がないので、チェックインはあっという間に終わりました。しかし、この日は手荷物検査場が混んでいたため、チェックインの流れでカウンターにいたスタッフさんがFace Expressに案内してくれました。
成田空港で見かけたものの、その良さが分かりかねていましたが、この日、その良さを理解しました。パスポートとチケットの各情報を顔写真に登録し、ポイントごとに顔認証だけで通過するというもの。このおかげで、蛇行している列を横目にFace Express用のゲート(FAST TRACK)までワープし、手荷物検査場の手前まで進めるというもの。混雑時には効果大ですね。
手荷物検査場を抜ければ、あとは顔認証の出国審査です。ゲートは多く用意されているので、並んでも1〜2人レベルの状態でした。最後に出国のスタンプももらってエアサイドに出ました。
ラウンジ内は平穏
特に買い物はないので、ラウンジへ直行しました。コロナ禍前だと、夜行便の時にはダイニング h側のソファの殆どは埋まっていたものですが、今回は空きが目立ちました。と言っても、私はPCブース派ですけども。
シャワーも、待ち人数が4名とコロナ禍前と比較すればずっと少なめ。30分程度で呼ばれて利用しました。ANA SUITE LOUNGEの受付カウンターへ行き、カードキーを受け取ってから利用します。
ちなみに、ボディソープやシャンプー等が床置きなのは、ちょっと気になりますね。正確には、ステンレスのトレイが床置きで、その上にボディソープ等が置いてあり、使用するには腰を屈める必要があります。重心を低くして、スリップ防止なのかもしれませんが・・・。商品はMIKIMOTO製です。
いざ搭乗!
フライトインフォメーション
機体:B787-8
レジ番号:JA813A
滑走路:C、16L
離陸:23:59
着陸:5:38(現地時間)
搭乗口にて
搭乗口は107Bでした。ラウンジからは近かったので、ギリギリまで寛げました。
土曜日の深夜便でしたが、けっこう外国人客がいました。全体的に搭乗者が多く、お手伝いが必要な方々も多めだったことから、グラウンドスタッフは忙しそうに動いていました。
本日のシート
この日のシートは、事前にアップグレードが確定していたので3Aを選びました。窓側の島の窓寄りシートです。アメニティキットとスリッパなどは座席に用意されていました。写真の通り、飲食物のメニューとペットボトルの水も置いてありました。この後、CAさんから挨拶がありました。
テーブルは、モニターの下側から引き出すタイです。B787-9ならば、サイドテーブルから横スライドさせて出してきますが、B787-8ではこのように縦長に広いタイプとなっています。
中央の島には”王様シート”あり
このB787-8、中央の島はシート配列が1人用と2人用に分かれています。B787-9だと1-2-1配列ですが、このB787-8に限っては1-2-1と1-1-1の配列が交互に続いているのです。こちらが1人配列で、左右のテーブルが1人で使えます。贅沢!
こちらは1-2-1の2名配列。両席の通路側はスカスカ感が否めません。貧富の差のようです。カッポーならばまだしも、1人客であればここは外したいですね。
夜食を食す
ラウンジである程度は食べてきましたが、飛行中の楽しみの一つは食事です。深夜便なのでメインは朝食であり、夕食はありません。代わりに、提供時間帯ならば「いつでもどうぞ」という軽食的な量が少ないフードが用意されています。
そこで今回は、麺類をいただきました。スルスルとお腹に収めました。
一風堂 プラントベース ラーメン ~プラとん(Pla-Ton)~
チェックインが未完了
お腹を満たし、あとは寝るだけかと思いきや、ここで大切なことを思い出します。
帰国便のチェックイン、してねーぞ!
さぁ、ヤベェですね。困りましたね。帰国の便、実は到着して2時間もなく帰国するクアラルンプール発券のNH816便=成田行きです。トランジットデスクで発券するわけですが、チェックインしていないと面倒なことになりかねず、かつ、時間も少ないことから機内Wi-Fiを有償ながら利用することにしました。
とりあえずチェックインができれば良いので、$6.95の30分プランを利用しました。初めて使いましたが、名前とメールアドレス、クレジットカード情報を入れれば難なく決済と利用ができました。
今後は再発防止策として、オンラインチェックインができるようになったタイミングで早めにチェックインすることにします。
朝食
数時間の睡眠を経て、朝食のお時間です。日本時間で4:30頃でした。日本発なので、和食をお願いしました。寝起きの身には程よい感じです。写真の通り、さっぱり系でした。
この後、食べ終わって一息つく頃には、目的地のクアラルンプールは間もなくという位置まできていました。
最終的には、現地時間の5:30に32Lからタッチダウンし、C25番ゲートに着岸しました。
最後に
さて、早朝のクアラルンプール国際空港にやってきましたが、この後はすぐに折り返して成田へ向かいます。「国内線ですか?」と言わんばかりですね。
せめて、同日午後の羽田行きNH886にしたいところですが、翌日の仕事を考えるとリスクは犯せず、セーフティな成田行きNH816を選択しました。
この慌ただしさ、まさにタッチ修行です。