2023年のゴールデンウィークは、4年ぶりにタイのカオラックで過ごしました。あまり馴染みがない場所かもしれませんが、私としてはそこがポイントです。乗り継ぎなどの移動だけでも1日仕事です。今回は、バンコク⇒プーケットのフライトをまとめました。
この記事で分かること
・費用とPP単価
・チケット情報
・タイスマイル航空
・スワンナプーム国際空港
・トランジット時の注意点
・ラウンジの様子
・搭乗~機内~到着時の様子
費用とPP単価
このチケットは、タイ国際航空で羽田からバンコク経由プーケット行きとして購入しました。今回の区間は、タイスマイル航空とのコードシェア便で、時間とコストを抑えたためにマイルの積算対象外でした。復路も同様であったことから、PP単価は酷いことになっています。
チケット情報
・料金:149,400円(HND-BKK-HKT-BKK-HND)
・搭乗クラス:エコノミー
・チケットクラス:Q
・プレミアムポイント:0(マイル積算対象外)
・PP単価:52.09円
フライト情報
バンコク~プーケット間のフライトは、プーケット~カオラックからの移動時間に加え、久々であることからホテルにはアーリーチェックインをしたかったことがあり、例年よりも少し早い8時台のフライトとしました。シップは、ナローボディのA320でした。
フライトインフォメーション
・便名:TG2201 / WE201
・機材:A320-200
・機体番号:HS-TXQ
・区間:バンコク/スワンナプーム ⇒ プーケット
・定刻:8:10~9:35
・滑走路:19R
タイスマイル航空とは
元々はタイ国際航空の低価格ブランドとして、2011年に設立された航空会社です。2014年4月に2レターコード”WE”を取得し、独立しました。親会社はタイ国際航空です。
航空連合は、2020年2月にスターアライアンスにコネクティングパートナーとして加盟しています。
マイレージの加算や受託手荷物の20kgまで無料、機内食とドリンクの無償提供、無料の事前座席指定など、タイ国際航空と同等のサービスを実施しています。
※出典:Wikipediaより抜粋
スワンナプーム国際空港
概要
タイ王国のメインとなる国際空港です。2006年9月に運用を開始し、同時にドンムアン空港に代わる空港として、多くの航空会社がこちらを利用するようになりました。ちなみにドンムアン空港は、現在ではLCCが発着しています。
Wikipediaによると、3240haという成田空港の約3倍の面積を有し、2本の滑走路で年間6,500万人の旅客が利用している巨大空港です。
アクセス
住所:999, Nong Prue, Bang Phli District, Samut Prakan 10540 タイ
電話:+66-21321888
ウェブサイト(タイ語・英語):https://suvarnabhumi.airportthai.co.th/
入国時には鉄道・バス・タクシーまたはGrabといった交通手段があります。お勧めは渋滞知らずの鉄道ですが、乗り換えやホテルまで直行ができるタクシーやGrabも魅力的です。但し、タイの渋滞は過酷であるため、バスも含めて余裕をもった時間設定をしておくと良いでしょう。
約3時間の待ち時間
トランジットについて
スワンナプーム国際空港では、タイ国内(プーケット、チェンマイ、チェンライ、クラビ、サムイ、ハジャイ)への乗り継ぎの場合はスワンナプーム国際空港で入国審査を行います。トランジットの場合には、チケットが手元にあり24時間以内ならば入国せずに済みますが、チケットがなかったりLCCへの乗り継ぎなどの場合には一度入国し、荷物を受け取ってから改めてチェックインカウンターでチケット発券と荷物を預けるというタスクが発生します。
そうでなくても、スワンナプーム国際空港は多くのフライトが行きかうため、入国審査に時間を要したり、チェックインカウンターが出発の1時間前でクローズになったりするなどのリスク、そもそもフライト自体の遅延なども考えられますので、計画上で3時間の乗り継ぎ時間があっても結構ヒヤヒヤだったりします。スワンナプーム国際空港で乗り継ぎをする場合には、十分な乗り継ぎ時間を確保するようにしましょう。
羽田空港からスワンナプーム国際空港までのレポートは、以下にまとめました。
【カオラック旅行#1】タイ国際航空で羽田⇒スワンナプームへ!
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入国すると、アート・ショッピング・飲食エリアと続く
無事にタイ王国へ入国すると、通路内にアートな世界が目に飛び込んできます。新進気鋭の作家さんなのでしょうか。作品の横には、作者名とQRコードが掲示されていて、QRコードからは作者の紹介ページにいくことができます。
さらに進むと、ショッピングや飲食のエリアへ到着します。日本ではお馴染みのローソンもあります。手軽に購入できますね。
先へ進めば、フードコート的に飲食店が朝から営業しており、なんなら朝でも生ビールが飲めるお店もありますよ。
国内線用のラウンジ
SFCやダイヤモンドステータスを獲得する前は、前出のフードコートなどで過ごしていましたが、ステータス獲得後はもっぱらこのラウンジで過ごしています。今回は、タイ国際航空利用のNH*Gとして入室しました。
ホットミールやドリンクなどがいただけます。コロナ禍のためか、入室して左奥のエリアは行けなくなっていましたが、それでもソファ中心の当ラウンジは待ち時間での利用には最適です。
朝というタイミングだったので、朝食に合いそうなメニューが用意されていました。おかゆやクロワッサンなどのパン類、目玉焼きやソーセージなどがありました。アルコールはありませんので、必要な方はフードコートでどうぞ。
Wi-Fiもラウンジ用のSSIDが用意されています。受付横で搭乗券をスキャンさせ、SSIDとパスワードを印字したチケットを受け取ることで利用できます。
のんびり過ごしてから、搭乗時間に余裕をもって搭乗口であるB7へ移動しました。
搭乗記
搭乗まで
搭乗口は、B7でした。ここは地上1Fであり、バスでの移動となりました。機体のそばに行ける『沖止め!』と喜び勇んでバスに乗り込みました。
バスはなかなかのロングボディで、よくよく見ると「FIRST / BUSINESS CLASS」と書かれていました。とはいえ、今回は運用がたまたま適用されていただけだと思いました。
車内はどうなんでしょうか。普通に思えましたけど、座席が少し立派だったのかもしれませんが、スタンダードなバスとの違いは分かりかねました。座席がL字のソファとなっていたので、このあたりが違いだったのかもしれません。
乗って気付いたのですが、随分とB7ゲートからは離れていきました。結果はD1ゲートでした。ゲートの都合か、機材の都合かは分かりませんが、コンコースCを越えてコンコースDまでの移動となりました。歩かされるよりは、このように空港 or タイ国際/タイスマイル航空側で対処してもらえたので助かりました。
バスを降りると、タラップではなくワイドな階段を上っていきました。
上がってからパッと下を見てみると、確かにコンコースDっぽく横長に建物が続いていました。
なかなか味わえない経験となりました。
機内の様子
さて、機内です。3-3配列のナローボディ気なので、単通路です。今回はバス移動であったことから、実質優先搭乗はありませんでした。
ここでの座席は、翼のそばの窓際に寄せて43Aと43Bを指定していました。シートピッチは標準的くらいに感じたので、80cm前後といったところでしょうか。国内線なので、時間的に朝イチの運行だと思いますが、シートにナッツ的なものが落ちていたのが印象的でした。
テーブルは、前のシートから手前におろしてくるタイプで、カップホルダー用として右上にくぼみがありました。機内誌と安全のしおりなどもシートポケットに用意されていました。
並びには、タイ国際航空のA350-900が駐機していました。調べてみると、シンガポール行きのTG403便でした。
その後、8:26頃に期待は19Rから離陸しました。
約1時間のフライトですが、軽食とミネラルウォーターがサーブされました。些細なことですが、あると無いとでは印象がだいぶ違ってきます。美味しくいただきました。
プーケットに到着
ほぼ南西に進路をとり続け、プーケット国際空港には西側(海側)からのアプローチ。RWY27へ9:30頃にタッチダウンしました。そのまま6番ゲートへ進み、到着しました。
降機して間もなく、他の乗客とは別行動となりました。我われ夫婦は国際線から到着した”国際線の乗客”ですが、バンコクから国内線として利用した乗客も多くいるため、荷物の受け渡し場所が違うためです。よって、International Baggage Claimの表示に従って進んでいきました。
だいぶ横移動をしたので、恐らく国内線ターミナルに到着したものの、国際線ターミナルまでの移動となったのでしょうね。
印象的だったのは、ターンテーブルに植栽が置かれていたことでした。殺風景となりがちな場所に、ちょっとした工夫でガラリと雰囲気が変わりますね。良いことだと感じました。
それらを眺めつつ無事に荷物をピックアップし、完璧にプーケットへ到着しました。
最後に
今回は、バンコクからプーケットまで移動しました。
待ち時間が3時間ほどありましたが、入国審査後は国内線用のロイヤルシルクラウンジをNH*Gとして利用しました。そこそこの待ち時間なので、ラウンジでゆっくりできるのは有り難かったですね。
搭乗は、バスでコンコースB(B7)からコンコースD(D1)へ移動という珍しい流れでした。タラップからではなく、ボーディングブリッジの途中から搭乗というのも初めての経験でした。
プーケットでは、国際線の搭乗客として、荷物の受け取りが国内線搭乗客とは別になっているということも、地味に気付きでした。
その国、その時、その場所によってルールが違うことを多く感じることのできたフライトでした。