クアラルンプールへ行った際に、5つ星ホテルであるル・メリディアン・クアラルンプールに泊まってきました。
5つ星ホテルは、正直に言ってなかなか手が出ませんが、マレーシアではホテル相場が安く、かなりお得に泊まれます。また、クレジットカード(旧SPG)を所有していることもあり利用してきました。
今回は、そのレポートです。
この記事で分かること
・ル・メリディアンとは
・MARRIOTTとは
・部屋の様子
ル・メリディアンとは
概要
創立はエールフランス航空で、その後に買収や吸収・合併などを経て、現在はMARRIOTT インターナショナルの傘下となっています。高級ホテルはル・ロイヤル・メリディアン、中級ホテルがル・メリディアンという立て付けになっていますが、ル・メリディアンでも十分に高級であると感じます。
現在は日本にはなく、アジアで言えば今回のマレーシア、ベトナム、タイ、ジョージア、インド、中国、香港、マカオ、台湾、韓国、ほかにもアフリカ大陸、オーストラリア、欧州、北米、南米とGLOBALに展開しています。
アクセス
2 Jalan Stesen Sentral, Kuala Lumpur Sentral
クアラルンプール, 50470, マレーシア
電話: +60322637888
クアラルンプールのKLCC(KLセントラル駅)のすぐそばにあります。駅から出ることなく、屋内の通路を進むことで雨でも濡れずに到着します。同じ建物にはヒルトンもあり、この記事のアイキャッチにも使っているように表札が連名のようになっています。駅から向かったレセプションのあるグラウンドフロアは、左にヒルトン、右にル・メリディアンという具合に分かれており、隣同士ながら外から見ると土台は一緒で別の建物、のように見えてとても特徴的です。
Marriottとは
概要
アメリカメリーランド州に本部を置いている、様々なホテルブランドを持った世界的なホテルチェーン店です。
リッツカールトン、セントレジス、ハイアットやヒルトン、スターウッドなど数多くのブランドを傘下に持っており、「名だたる観光地に行けばたいてい1軒以上はあるのではないか?」というほどの物件数を誇っています。
また、超高級~リーズナブルまで、幅広いラインナップを取り揃えていることも、大きな特徴と言えるでしょう。
宿泊記
午前にチェックイン
今回は深夜便でのクアラルンプール入りだったため、5:30頃には空港に降り立っていました。入国しても6時過ぎであり、とりあえずKLCCへ移動しました。
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その間にホテルへ公式アプリのチャットで連絡して、アーリーチェックインが可能かどうかを相談しました。
愛用者も多いと思いますが、マリオットグループにはスマートフォン用のアプリがあります。ワールドワイドに展開している同系列のホテル検索から、予約、アカウント管理など、宿泊まわりを手元で行えてとても便利で重宝しています。
その機能のは一つにチャットがあり、メールよりも手軽に連絡がとれます。喋るのが苦手でも、翻訳ソフト等で英文を作ってから送れるので、バスや電車、タクシーなどの移動時間にやりとりが可能であり、とても便利です。
これを駆使し、聞き取りが苦手な私はチャットでアーリーチェックインが可能かを確認。すると、2時間後ならば可能との回答があり、そのままお願いしました。
なお、この前後の出来事は、旅行記にまとめて別の記事としてレポートします。
プラン
1泊だけだったので「どうせならば」と、ちょっと良い部屋にしました。アップグレードも期待しましたが、残念ながらありませんでした。理由は分かりませんが、サイトで紹介している画像のと同じ設備の部屋でした。
プラン
キング1台, レイクビュー, コーナー, 独立したシャワーとバスタブ, ゲストルーム
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レセプション
冒頭の通り、KLセントラル駅から直結となっており、そのまま進むと上の写真のような位置に到着します。今回は、右のル・メリディアンへと進みました。
そこから奥へ進むと、右手にレセプションがあり、上のような景色となります。左手の柱の向こう側は、車寄せからのエントランスがあります。正面入口ですね。駅から向かうと、裏口から入ってきたような感じとなります。Welcome感を味わいたい場合は正面入口から入ると良いですが、空港から電車できた場合は今回のルートが無難だと思います。
レセプションの前は広い空間となっており、ソファー・オブジェ・カフェなど、ゴージャスな雰囲気の漂う空間でした。私は、使う機会がありませんでした。
エレベーター
エレベーターホールがレセプションの横にあります。早速チェックインを済ませ、カードキーを受け取りエレベーターで部屋へ向かいます。今回は、26階の2671号室へアサインされました。
エレベーターは、カードキーを読み取り機にかざさないと指定できないという、ホテルではよくある仕様となっています。
ルーム
入室すると、まずベッドが目に飛び込んできます。キングサイズのベッドは、圧巻ですね。
窓側へ行くと、さすがの26階という景色であり、ハイフロアーの眺めは抜群でした。レイク・ガーデン・クアラルンプールやペルダナ植物園、クアラルンプール・バタフライ・パーク側のレイクビューでした。
窓側からのビューはこんな感じでした。奥行き的にはコンパクトな部屋で、横にバスルーム等があってワイドな使い方となります。個人的には、使い勝手が良かったですね。
ベッドルーム
一番大事なベッドです。キングサイズで、1人で泊まるとダブついてしまいますが、非日常を味わうためにもここは贅沢をしています。
枕元には、朝食等の案内が置かれていました。プラン・ステータスともに朝食は有償なので、そのままにしておきました。
ベッドの前には、46インチくらいでしょうか、SONYの液晶テレビ・BRAVIAがありました。楽しむタイミングはありませんでした。
テレビ下には、電源*3とUSB-Aのポート*2がありました。USBポートは、何故か通電しておらず使えませんでした。電源ポートのスイッチをonにしてもダメでした。PD充電器から給電したので問題は無かったのですが、PD充電器を持っていないと別の位置で充電せねばならず使い勝手が悪いかもしれないですね。
Wi-Fiは、Marriott BONVOY共通のネットワークが使えます。スピード計測はしていませんが、スマートフォン・ノートPCとも速度に不満はありませんでした。
TVの下、窓側に寄せてワークデスクと椅子があります、ワークデスクには、サイズを合わせたガラスが乗せてあり、単なるデスクとは一線を画していました。
そのワークデスクの左側に金庫がビルトインされています。自分で暗証番号を決めるタイプでした。
1窓の右側には、椅子とテーブルがあります。このテーブルも、無駄に2段になっているオシャレテーブル。ベッドのサイドテーブルも円形で、共にガラスが乗せてありました。
ベッドの反対側にもサイドデスクがありました。壁面には電源とUSB-Aのポートがあり、充電等が行えるようになっていました。
そのデスクには引き出しがあり、小物などを収納ができるようになっています。
水回り
ベッドルームの横には、別部屋のように洗面台、お風呂、トイレがまとまっています。
手前に洗面台があります。備え付けは固形石鹸でした。
洗面台の下も収納になっています。バスタオルやタオル、ヘアドライヤーなどが納められいます。床には体重計もあります。
洗面台の右側は壁面収納となっています。小物やコップ、アメニティ(歯ブラシ、マウスウォッシュ、綿棒等)などがまとめられています。ドライヤー用のコンセントもあります。
一覧にすると、こんな感じです。クシやシェービングクリームなどもあります。
シャワーはハンドタイプに加えて、レインタイプもありました。レインタイプも使ってみましたが水圧が低く、物足りなさを禁じ得ない結果となりました。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナーは、壁面にボトルで用意されています。適度な高さで使いやすかったです。
バスタブとトイレは隣り合っています。バスタブの外側はガラス張りとなっていて、ベッドルールと同等のビューが楽しめます。トイレもまた然りです。
バスローブは、1人分だけ用意されていました。後述しますが、1人だからか1人分しかかけていなかったようで、クローゼットの中にも別のバスローブがかけてあったので、2人で利用するときは2着が用意されているのではないでしょうか。
その他の設備
入室して左手前には、このようなスペースと収納があります。イスラム模様のような壁面がきれいですね。フリーのお水が2本、電源ポートも2つ用意されています。カードキーや小物を、入室直後に置いておける便利なスペースですね。
また、このテーブルの下も収納となっています。
テーブルの直下にはグラスやマグカップ、ティーバッグ、ミルク、シュガー、コースターなどのフリードリンク類の一式が用意されています。
その下は小型の冷蔵庫。既存の商品の位置を調整すれば、フルボトルのワインも冷やせそうでした。
その横にはザックリの収納スペースとなっていて、ケトルがありました。
入室して右側は、ミラー使用となった扉のクローゼットがあります。スリッパ、ハンガー、バスローブ、アイロン台などが納められていました。
リラックスするために
1日の疲れを癒すべく、部屋ではアルコールをいただきリラックスします。現地で売っているビールを飲むのも、ささやかな楽しみでもあります。
最後に
海外発券のついでに、ル・メリディアン・クアラルンプールに泊まってきました。
質の高さが随所にみられて、さすがは5つ星ホテルといったところでした。
食事とプールは利用しなかったため、全てを堪能できたわけではありませんが、それをせずとも満足度の高い宿泊となりました。