宿泊記

ザ・ビーチタワー沖縄宿泊記 海岸至近で、フクロウに癒される宿

2022-02-26

修行も兼ねて、妻と沖縄へ行ってきました。今回の目的はザ・ビーチタワー沖縄に泊まること。こちら、共立メンテナンス社が運営するリゾートホテルの一つです。メールマガジンで格安プランの案内が届き、ついついポチっとしてしまった次第。拙宅は、共立リゾート好きなのです。

空港~ランチ

今回は、早朝に羽田を発つANA993便を利用しました。シップは78Mで、ビジネスクラスをプレミアムエコノミーとして開放しており、これを味わってきました。機内の記事に関しては、以下にまとめました。

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Rent-A-Car

移動するにあたり、まずは”足”の確保です。事前にANAトラべラーズ レンタカーにてレンタカーを予約しておきました。マイルを減ずることなく貯めることができるので、多少割高にはなりますが利用しています。夫婦2人なので、車種はいつも”お任せ”または”Sクラス”(ヴィッツやFITクラス)のプランで予約しています。レンタカー会社は、プランと金額により選定していて、今回はニッポンレンタカーさんを利用しました。

那覇空港でレンタカーを利用するのは初めてだったので、まずはレンタカーの受付カウンターに向かいます。しかしそれっぽいところが見当たらず、総合案内で聞いてみると、レンタカー各社の受付は屋外にあるとのことで、指定された④出入口を出て右前方の11-Aに向かいます。すると、送迎バスが出発直後であったため、10分程度の待ちを経て次の送迎バスに乗車しました。10分ほどで、ニッポンレンタカー那覇空港営業所へ到着。受付、支払い、傷のチェックを済ませて出発です。

沖縄そばと定食の店 上原そば

最初に向かったのは、スターバックスコーヒー イオン那覇ショッピングセンター店。続けて、スターバックスコーヒー イオン南風原店にも立ち寄り、マイストアパスポートのスタンプ集めをやっておきました。

じきにランチタイムとなりました。今回は、イオン南風原店から近い「沖縄そばと定食の店 上原そば」さんへ向かいました。朝に機内食を食べていましたが、夜にステーキを食べるつもりでいたため、軽めのランチとすべく評判の良いこちらへ伺いました。駐車場は、店の裏手に3台分があり利用しました。いただいたのは上原そば(並、茹で麺)。生麺(つるつるの喉越し)と茹で麺(もちもちの歯ごたえ)が選べるので、お好みに合わせて選んでくださいね。

沖縄そばと定食の店 上原そば
〒901-1103 沖縄県島尻郡南風原町与那覇48-3
https://okinawasoba-uehara.jp/

昆布と鳥そぼろが印象的でした。

午後

長尾橋

食後は、一気に北上します。目指すのは、長尾橋というやんばるの森にかかっている眺めの良い橋です。沖縄旅行で行ってみたい場所の一つでした。

長尾橋

眺めの良さがウリ。やんばるの森の中にあり、絶景と評判。

沖縄自動車道などを走ること90km超。90分以上をかけて国頭郡にやってきました。国道58号と別れてからは、山道に入ります。4~6m道路が続き、対向車を意識しながら走ります。そのまま進んでいくと、長尾橋に着く・・・はずだったのですが、なんと工事中の看板が設置され、そこから先には進めませんでした。次回への課題が残りました。もう一度来い、と。

ここまできて”お預け”をくらうとは orz

やんばる野生生物保護センター/ウフギ―自然館

来た道を戻り、国道58号線へ出る手前にやんばる野生生物保護センター/ウフギ―自然館がありました。手ぶらで戻るのもつまらないので、立ち寄ってきました。

アクセス

〒905-1413 沖縄県国頭郡国頭村比地263−1

TEL:0980-50-1025

ヤンバルクイナも含め、やんばるの森や自然、ストップ!ロードキルなどを学べました。見学中は、ほぼ我々だけでした。駐車場があり、入管・見学とも無料なので自然に興味のある方は足を伸ばしてみては?お土産に、ストップ!ロードキルのマグネットを購入しました。

北谷へ向かう

一通り館内を見学してから退館。再び、来た道を戻ります。大きな渋滞もなく北谷へ。2時間弱かけて移動し、スタバの沖縄国体道路店へ立ち寄り、本日3つ目のスタンプをGETしました。明日に立ち寄り予定のスタバ北谷国道58号店を確認してから、宿泊先のザ・ビーチタワー沖縄に到着しました。

ザ・ビーチタワー沖縄

ザ・ビーチタワー沖縄とは

dormy innブランドやラビスタブランドなどを展開する、共立リゾートのホテルの1つです。同社のホテル事業は全国展開しており、リーズナブルから高級路線まで多種多様な施設をニーズに合わせて用意しています。プライベートのみならず、ビジネスユースも日常的であるため、幅広い客層に展開していると言えます。

その中でもザ・ビーチタワー沖縄は、ロケーションや施設などを考えるとファミリーがコアターゲットのように思えます。周辺はライバルのひしめく激戦区です。

そんな中での差別化の一つとして、”ふれあい動物園”があります。リクガメ、リスザル、フクロウ、犬などの小型な動物がいるのです。大人も子供も楽しめそうですね。

アクセス

ザ・ビーチタワー沖縄
〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜8−6
電話:098-921-7711
https://www.hotespa.net/hotels/okinawa/

沖縄県の南西部に位置します。

車での訪問が殆どではないかと思います。那覇空港からであれば、国道58号線に出て北上し、ひた走るとトータルで約30分です。今回はニッポンレンタカーを利用したため、出発地に若干の違いはありますが時間は大差なかったと思います。

また、空港リムジンバスも利用でき、約1時間はかかりますが当ホテル前近くに停車します。

エントランス及び駐車場

一見するとタワーマンションです。敷地内に入って進むと、右手にホテルの館内入口として自動ドアがあり、その先にフロントがあります。1F~2Fは吹き抜けとなっていて、中央にはフクロウのミーグルさん(アフリカオオコノハズク)が出迎えてくれます。地味に猛禽類は好きなので、これだけで癒されました。

首がクルっと回ることもしばしばあるミーグルさん。

正面入口は車寄せとなっていて、それを過ぎて左手に駐車場があります。タワーの東側と北側に止められます。道を挟んだ反対側には、イオン北谷ショッピングセンターがあります。

写真右手に駐車場の入口があります。

エレベーター~部屋

ミーグルとお別れし、エレベータで部屋へ移動します。建物の中央は吹き抜けとなっていて、苦手な人は下を見ない方が良いでしょう。ロの字のフロアなので、容易に1周ができます。

右手のフロア数表示の位置に4台のエレベータがあります。

室内とベランダ

今回は、高層階確約のプランで予約しました。結果、21Fの部屋(ビーチタワースタンダード)にアサインされました。公式サイトによれば、面積は46㎡で、2人で泊まるに十分な広さでした。部屋はカードキーにて開錠します。入って右手にクローゼットがあり、その先にリビングとベランダがあります。海側の部屋で、素晴らしい眺望でした。

ベランダから西南側を望む。ドン曇りなのが残念。
西北側はこんな感じで、眼下に美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジが見えます。
カメラの絞りが屋外に合ってしまい、ダークトーンとなってしまった1枚。

水回り

バス・トイレ・洗面台に加え、お茶やコーヒー・紅茶などのセッティング用のスペースもあり、数日~長期滞在時などは向かいのイオンでお好きなスティックコーヒーやティーバッグなどを淹れることができます。今回、我々は1泊2日であり、またスターバックスの飲料があったので使用しませんでした。

備え付けの飲み物はフリードリンクです。水栓には拘りを感じました。

ドライヤー、パジャマ、バスタオル/タオル、ハンドソープ、カミソリ、ハミガキセットなど、必要なものは一通り揃っています。

洗面台とタオル類やパジャマ等の収納です。スペースは広めなので、使い勝手は良かったです。

お風呂もバスタブがあり、ゆったりと浸かって疲労回復の一助となりますね。天然温泉施設がタワーのとなりにありますが、荒天などで外へ出るのが億劫な時にも助かります。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーなども完備です。

シャワーはホースタイプのみですが、必要十分でしょう。
トイレは安心の洋式で、家庭的なタンク式です。

設備

Wi-Fi、液晶TV、ソファ、金庫などのホテルで必要な設備があります。ベッドは、ダブルベッドサイズが2つのツインベッドでした。

ベッドから左手には東シナ海と水平線。天気さえ良ければ・・・。

ソファはゆったりサイズでした。昼寝にも適しています。ベランダに面したテーブルは、程よい広さでPC作業が捗りそうです。

西面がベランダなので、採光は十分でした。TVは32インチ程度でした。

Terme VILLA ちゅらーゆ

ちゅらーゆとは

※入浴目的であったため、撮影はしませんでした。

こちらも、共立メンテナンス社の運営する施設です。海至近の天然温泉でありますが、海水が入ってくることはありません。ホテル宿泊者全員かはわかりかねますが、今回の宿泊には何度でも利用できる利用券がついていました。そこで、チェックインを済ませて一休みしてから、夕食前にひとっ風呂浴びていくこいとにしました。

〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町字美浜2番地
電話:098-926-2611
https://www.hotespa.net/spa/chula-u/

タオル類は、部屋から持参するかフロントで声をかければ大小のタオルを貸与してくれます。建物自体が別なので、いったん外に出てからちゅらーゆへ向かいます。徒歩1分程度です。正面玄関を出て北に向かえば到着です。

受付

受付方法は、温泉施設では一般的な下記のフローです。

  1. 下駄箱に履物を入れて施錠する
  2. そのカギをフロントに渡しつつ、対価を払う or 宿泊者用の入浴券を渡す
  3. 番号を付されたロッカーキーを受け取り、入浴券が返却される
  4. 受付完了

入浴

洗い場と湯舟は比較的コンパクトです。このエリアを裸浴ゾーンと呼んでいます。露天風呂は吹き抜けのようになっています。屋根は無いように見えましたが、透明な屋根があるのかもしれません。

また、今回は利用しませんでしたが水着ゾーンもあります。公式サイトの図を見ると、こちらの方が面積は広いようです。ジンワリ熱く、額に汗が出てきたくらいで終了。サウナもありましたが、近年はどこの温泉施設でも利用しておらず、温泉に浸かることのみを楽しんできました。

その後、妻と時間を合わせておいたので合流し、いったん部屋に戻って支度をしてから夕食に出かけました。

Seaside STEAK BEEFY'S

美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ

在日米軍施設であるキャンプフォスターの一部が返還され、後に造成地と共に開発されたのがこの美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジです。ショッピングセンターやボーリング場、映画館、飲食店やカフェなどが集まっている地域です。

今回のプランは朝食のみだったので、夕食は隣接する美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジにあるSeaside STEAK BEEFY'S(ビーフィーズ)へ行きました。海を眺めながらステーキを味わえるお店で、アメリカンな雰囲気を存分に感じられました。

アクセス

〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜
http://www.okinawa-americanvillage.com/

派手派手しいビレッジ内です。小雨が降っていたのですが、それを感じさせない雰囲気でした。

お店は建物4Fにあり、上の写真のChristmas Landのネオン管の左下辺りから建物内へ入り、右手にあるエレベーターで上がっていきます。

ビーフィーズの入口。電飾をふんだんに使用しています。

店内

小雨のせいか、お客は少なくガランとした店内でした。

入ってすぐ左にキャッシャーがあり、その奥や模擬手にはテーブル席があります。

店員さんのご厚意で、写真は撮り放題でしたw

オールドアメリカンなテイストのボックス席です。シートの艶が、日ごろの手入れを物語っていますね。

装飾品やむき出しの配管、ダーク系木材の天井や床面など、雰囲気だけで生ビールが進みそうな店内です。収容力はかなりありそうで、この他にも海をに渡せるテラス席があり、我々はテラス席を利用しました。

普段はもっと賑わっているのでしょうけども、ちょっと寂しいですね。BudweiserやCoorsなんかが似合う店内です。

テラス席

こちらがテラス席。19時を過ぎていたので、正面の東シナ海は真っ暗です。サンセットくらいから着席できれば、ロマンティックな雰囲気を存分に味わえそうです。庇はまだ伸ばすことができ、かつビニールのカーテン(写真左方)で多少の風雨は防いでくれそうです。

左前方には、時折那覇空港へ着陸する飛行機のあかりが見えました。

我々の席よりも奥は、こんな感じに続いています。

壁際の席は2段高い位置にあり、景色を見やすく配慮しているようです。

横並びのカップルシートの他にも、こんなボックスシートも店の奥に配置されています。グループやファミリーに適していますね。屋外ということもあり、気持ちよく飲食が出来そうです。

テラス席の奥には、こんな席も用意されています。

ビールと肉と

お待ちかねのディナーです。車の運転は終わっていたので、生ビール(オリオン ドラフト)をオーダー。前日の体調不良でアルコホリックは控えていたので、1日遅れの週末のご褒美は堪らない美味さでした。

泡の高さ(量)もジョッキの冷却も、ビール好きにはパーフェクトな仕上がりでサーブされました!

メインは、肉を食べにステーキ屋へ来たわけで、肉々しさ抜群のアンガスリブアイステーキを堪能しました。柔らかすぎず、程よい硬さで肉感もバッチリでした。

個人的には、ノーライスでもいけまっせ。

網目も食欲をそそります。ナイフのキレもよく、ストレスフリーでガブつけました。

高まった食欲を満たしてくれたリブアイステーキ。

帰りも小雨が降っていましたが、食後の散歩には大した影響はなく、イオンでデザートを買ってから気持ちよく歩いてホテルへと戻りました。

2日目

朝食はバイキング

チェックイン時に朝食券を貰っていたので、これを利用しました。会場は2Fで、エレベーターを降りたら右を見ると間もなく朝食会場です。

画像右にある出入口が朝食会場です。

既に多くのお客がいました。テーブルは特に指定されず、自由に決めて良いようだったので、全体を眺めるようブッフェから一番遠い位置に陣取りました。

写真の奥に食材があります。キッチンでは調理もしていました。

メニューは和食と洋食、魚や肉、カレーや卵料理、パンやなど、一通り揃っていました。

小鉢もあれば、自分でよそるものもありました。

朝からカレーもアリです。お子様向けなのか、甘めのカレーでした。

右の寸胴がカレーです。ライスは左端のジャーにありました。

カレーの裏側には、パンやホットケーキ、サーターアンダギーなどのコーナーでした。
揚げ物もあります。お子様が大好きなエビフライも見えます。
フルーツやヨーグルトといったヘルシーなラインナップもあります。

目玉焼きは、ラップに包んでのご提供。

1ターン目は、下の写真の通り。朝からステーキ(右下)に沖縄そば(左上)くらいは余裕です。

ん?野菜がない。

こちらが2ターン目。

噂のカレーも食します。ステーキ(右奥)はおかわりしました。

しっかりと朝食をいただき、クローズの少し前に部屋へ戻りました。

チェックアウトと入浴

今回は、レイトチェックアウトもついていて、12時まで利用できました。チェックアウトを済ませつつも、温泉利用は可能なので甘えることにしました。タオルを借りて、昨日同様にちゅらーゆへ。さすがに昼は利用客はまばらでした。

この後は妻と合流し、車へと移動しホテルを後にしました。

最後に

今回は、比較的リーズナブルに泊まれるザ・ビーチタワー沖縄を利用しました。どうせならば、数泊してマリンスポーツや沖縄の離島へ出かけるなど、1泊ではなく拠点として利用する方が賢いと思います。とはいえ、1泊だけでも目的地を事前に設定しておけば、中身の濃い旅行が楽しめると感じました。

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KAMASA

学生時代は添乗員に憧れていましたが、個人的な事情により断念。社会人となり妻と出会い、旅への想いが再燃。日本国内・海外を問わず旅行が好きなのだと再認識しました。妻から陸マイラーや修行僧のことを聞き、行動するようになりました。但し、うちにはワンコ2頭がいるため、修行は弾丸/タッチ系が専らです。2018年にANAダイヤモンド会員となって以来、継続中です。コロナ禍により国内旅行が主となり、飛行機よりも電車旅が増えています。スターバックスコーヒーの全店制覇を目指したり、全国のモンベルショップへ立ち寄ることもしています。

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